コロナウイルスによる不動産市況の今後について考えてみました。現在、不動産賃貸市況・売買市況・賃貸物件供給市況等がありますが、その中でも賃貸物件の供給について考えてみます。

2・3年前から不動産投資がかなり盛り上がってきていましたが去年ぐらいから潮目が変わりましたね。スルガの不正融資問題や需給面において崩壊しているシェアハウス運営など利回り主導主義の不動産販売戦略の崩壊です。時代の流れ的には物を所有する世界からシェアする世界へと変化する時代に新しいものが次々と販売されてきている中で物を保有する意義が薄れ必要なときに必要なだけ使用する時代。

ただこの点においても若干変わりつつあります。お一人様需要の復活?シェアーすることはつまり買わずとも今だけ使用するつまり安いからです。保有してもその保管にコストかかり維持していく事ができないからだと考えられていますが、最近のコロナのことを考えてみました。

話は別ですがメルカリやヤフの中古商品についてコロナの影響はないのでしょうか?その品物等にウイルスが付着していないかの確認はできているのでしょうか?よく分かりません!!人との共有はロスを減らし社会にとっても不必要な物をなくすので大事なことと思いますがシェアハウスや民泊は今後どうなっていくのでしょうか?衛生的に問題ないとしても人から人へのウイルスの感染は避けられません。一人一人を隔離して生活するスタイルになる方が自然ですね。

シェアハウスのメリットはいろんな人との共有とコミュニティの確立、価格の安さと共有物の付加価値性。しかし、コミュニティはネットの世界で出来ると考えると必要なくなりますね。ZoomやFaceTime等により人との接触をしなくても意思伝達できるスールが増えました。会社に通勤しなくてもテレワークできれば職場の近くに住居を構える必要がなくなり、実家や郊外の自宅で十分と思えるようになると考えられます。→つまりお一人様物件や郊外の格安物件が今後注目されます。

供給面(賃貸物件)について、大手銀行はすでに投資用物件の融資はほとんどして居らず、地銀や一部信金が融資していますがかつてのような融資枠はありません。つまり『とりあえず大家になろうかな』の人はいなくなります。(失敗する大家さん集団が減ります。)今後供給面においては落ち着くので今でも賃貸物件は供給過剰である加速が少し和らいで行くと思います。→新築物件は今後減って行きます。

 

 

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