競売において、競売を落札されてしまうとそこに住むことは基本的には、認めれれません。賃貸借契約等の権利がない限り難しいと考えます。

また、基本的には、所有者は債務者であり、競売後に借金がなくなることはほとんど無く、残債を返済しなければならない状況に陥ります。また、物件を占有後退去するにも移り住む場所が基本的にありません。親戚 や知人の援助なくして引っ越しできないのです。賃貸物件に住みたくても本人の名前では、借りることもできす大変なことになることがほとんどですので、親戚 や知人を頼るほか無いのが現状と思われます。

その様な状況を考え、自社物件及び管理物件に入居できる様に手配しています。中には、1年以上も無償でむむ続けている方もいました。引っ越しを済ませ再生できる時間を設け新たな出発ができる様に支援しています。因みに他の競売業者はどうしているかわかりませんが、大抵はお金を渡しているケースがほとんどと思います。しかし、お金をもらっても賃貸は借りれないケースがおおく当面の住むところを用意してあげることの方がより現実的と考えているからです。

なぜできるかと言うと『企業や個人を再生することを目的』としているからです。競売により土地や家を取られてしまいますが、我々競売業者が取り上げたのではなく、債権者が取り上げていると考えます。今までに競売で落札した物件のほとんどの方に住む場所を提供し仕事の斡旋したケースは少なくありません。お金をあげるのではなく、生活する基盤を提供することが社会貢献に繋がると考えているからです。落札しても賃貸として住み続けられるリースバック契約を行ったり、賃貸物件の管理人になってもらって家賃を免除するなど、様々です。決して綺麗事だけを話すつもりはありませんが、弊社にて競落した物件を我々からすると新生な物件にする使命があり、トラブルを残した物件にしておけないからです。なぜなら物件のほとんどを売却せずに保有している事を目的としている弊社にとっては良い物件として持っていたいからです。当然逆も同じです。売却するにも買受人に対して失礼の無い様に心がけています。

 

 

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